●マロンは栗じゃない?
昨日、街を歩いていたら、路上に割れた緑色の物体がたくさん転がって、そこから茶色い実がゴロゴロ転がっていました。
ちょっといびつな栗みたいなその実、どこかで見た事があるぞ?と思ったら、パリで見たんだ!マロニエの実ですな。
マダムが「チェスナット(栗)」でしょう?というので「マロニエ」だよと言いましたが、英語じゃないじゃんと言われて撃沈。
そうか、マロニエはフランス語か。
英語では、ホース・チェスナット、だそうです。
さらに、日本語では栃の実だったんですな。
しかし、栗ってマロンですよね?で、これはマロニエの実。マロン…マロニエの実…一体どうなってるの?と思いきや、マロニエは木の名前だから、それになる実はマロン。よって、この実はマロン。
…え、じゃぁ栗は!?
栗は、実はシャテイニュと言うそうですよ。ちょ、マロンじゃなかったよ、軽く衝撃だよ、これは。マロン・グラッセも、今は栗(シャテイニュ)の方を使っているけど、元々はマロニエの実(マロン)を使っていたとかなんとか。それと、丁度栗のペーストがあるのでそれをチェックしてみるとMarrons de l'Ardecheと、マロン表記。フランスでも混同?しているのか、こういうお菓子系はマロンで統一してるのか?
もうどっちでもいいんじゃないか?という気分になってきました(笑)