2010年05月29日

●日本から来た小さいカメラ

久しぶりにアンティークショップに行ってきました。

そこで見つけたこれ↓

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最初に目についたのは、トンガリ頭でご機嫌な笑顔の置物。ビリケンさん!?そういえば、大阪で有名だけど、確かこれってアメリカのものでしたね。

そして、一体この小さい置物はいくらなんだろうと思いきや、なんと$125!

このビリケンの写真を撮っている時に、その下に小さいカメラがあるのに気がつきました。本当に小さいカメラで、made in Japanと本体に書いてあります。よく見ると、HITの文字も。

HITというキーワードでカメラを検索してみると、50年代ごろ日本で作られていたカメラで、実際に写真も撮れるものでした。HITというブランドの他にもこのような小さいカメラが様々製造されており、現在でもコレクターさんが収集しているようです。

とある方のサイトでは、当時の価格が300円。アメリカにも輸出されており、アメリカでの販売価格がたった52セント!

1950年代の為替は、$1=約350円

日本では300円だったけど、アメリカでは175円程度という事か〜。日本では1955年、森永のミルクチョコが一枚20円、同時期のアメリカではハーシーズのチョコバーが5セントだったとの事です。

ここではHITカメラ本体のみの販売でしたが、これにぴったり合う革のケースもあるようです。さすが日本。芸が細かい(笑)ちなみに本体のみで$75という値段がついていました。