●テンペスト
テンペで餃子を作ってみました。普段、肉なしの餃子を作るのに使っている主な具は、オートミール(インスタント?お湯をかけてすぐ食べられるタイプのもの)とExtra Firm(一番堅い)タイプの豆腐を使っています。
テンペで作る餃子は、今回初の試み。どうなるんでしょうか。
まず、テンペをみじんにし、そのままでは味がないものなので醤油やみりん、ごま油で味をつけておきます。そこにオートミールやキャベツ、戻した干し椎茸類をみじんにして投入。水分を含んだオートミールで粘りが出ますが、もうちょっと粘性を出す為にだし汁と片栗粉もプラス。
普段、この手の肉なし餃子を食べる時、一番ガッカリするのが食べた瞬間の「肉汁じゅわぁ」のなさ。やっぱり「じゅわぁ」はあってほしいよなぁ…。
そこで、小龍包を思い出しました。あれって確かスープをゼラチンで固めたものを中に入れてなかったっけ!?それだよそれ!!段々、肉が食べられなくて必死にがんもを作っていたお坊さんみたいな気分になってきた。ゴリゴリゴリゴリ…
台所の棚を漁ったら、いつかカーチャンが送ってくれた寒天が出てきました。きっと賞味期限は切れてるけど、あえて見ない。ここで見たら負けだと思ったので、さっさと醤油やらダシ汁で作ったスープを寒天で固めてみました。
出来上がった餃子の中身に寒天で固めたスープをクラッシュして混ぜ込んでみましたぞ。
さて、左はマダム作。マダムは餃子作りの腕をかなり上げまして、綺麗な餃子を作れるようになってきましたぞ。以前はもっと沢山…2ミリ位の間隔でギャザーが入ってたと思う(笑)焼き上がりを食べると、ギャザー部分の歯ごたえがガチガチでした。
焼けた!
どれどれ…
いつもの豆腐の餃子に比べたらテンペ餃子の方が美味しいよ!しかし、しかし…肉汁というかスープジュワーを楽しみにしていたけど、ジュワーが全くない…orz
もしかしたらクラッシュしすぎたのかなぁ。焼いている時にテンペとオートミールが全部吸っちゃった可能性。次回に残された課題は、寒天スープをもうちょっと大きい塊で入れてみる事であります。