●地獄絵図 - トム・ジョーンズのコンサート
ウチに滞在していたイイダさんから、台所に飾ってある置物や、部屋に飾ってある小物類、どの小物も一つ一つが可愛いと褒められました。
しかし、隠すべきものを隠すのを忘れていた…!!
それは、ゴルゴ13のコミック。(笑)
イイダさん曰く「あのゴルゴ13、スーさんの趣味かと思ったんだけども」
カワイイ小さいものが好きな私が、まさかゴルゴを読むとは思わなかったそうです。…自分、守備範囲が広すぎでしょうか。
さらには、昨晩はトム・ジョーンズのコンサートにお出かけ。
私には、その「存在」だけでどうにも笑けてしまうという人物が地球上に二人います。一人はトニー・ブレア前首相で、もう一人がトム・ジョーンズ。両者とも顔を見るだけで吹き出してしまいます。理由は全くありません。なぜ自分がそうなるのかもワカリマセン。
トムの曲は数曲しか知らないけど、It's Not Unsualはぐうの音が出る程名曲だと思う。(笑)聴くとイヤでも楽しくなって顔が笑っちゃう曲って、多分コレ以外ないと思う。
だからといって、トム・ジョーンズのファンというわけでは断じてありません。イヤ、本当に。…ん?こういうのもファンっていうのかな?
取りあえず、トム・ジョーンズが死ぬ前までには絶対一回は生で見たいという夢が叶う!と思うと、昨日は朝からミルクティーを吹き出してばかりいました。(ちなみに、もう一人生で見たいと思ってたのはジェイムズ・ブラウン。こちらは夢叶わず。)
昨晩7時前に会場のパラマウントへ。マダムはシラフではやっていけないだろうと、出かける前に母からの日本土産の焼酎を飲んでから来ていました。(笑)
まぁ、客層は想像通りでした。
50代以上の方ばかり。すごい肌を露出したオカアサンやおばあちゃん。それと無理矢理連れて来られたようなダンナさん。会場はそんな人達でほぼ満員御礼。
MCの後、トム・ジョーンズが登場!!
ヒゲ面+健康的な焼けた肌、黒いシャツから覗く胸毛満点な胸元からはネックレスがジャラジャラとぶら下がっています。
さすが真打ち。そのセクシーな出で立ちだけで、周囲の観客を圧倒。
私は爆笑。あぁ、もうダメ。トム・ジョーンズの存在がこんな間近に!!(笑)そして横では酔っぱらったマダムがデカイ声で「みぎぃのアイドル!!」を連発。なんかそういう風に言われると遺憾。決して「ファン」ではないのに。いや、ファンなのか?
会場はとにかくカオス。オカアサン達、おばあちゃん達の大興奮絵巻。
数曲しか彼の曲を知らない私には、すでに最初に歌っている曲がわからない。だけど、周囲は大盛り上がり。トムが「キス・ミー」と歌うと
客席からは
オーイェー!
トムが胸元まであけた黒いシャツをさらにはだけさせると
ウゥ〜〜!
まるで歌舞伎のかけ声のように絶妙なタイミングで会場が反応している!!(笑)
面白すぎる!!トムよりも会場のオカアサン達、おばあちゃん達の方が面白すぎる!
さらに、ノリノリの曲になった時、会場はトンデモナイ地獄絵図になった。
オカアサン達が、手に何かを持ってクルクルしています。そして、それを次々に会場に投げているではありませんか!!
何何あれ!?と、マダムに訊くと
「ブラだよ!」
……エェー!!!ホカホカの?聞かなかった事にしたい。(笑)
オカアサン達はノリノリで、ブラを手にクルクル回してトム目がけてぶん投げている!!すごすぎる!もし、ウチのカーチャンがこんな事やってたらすごくイヤン。(笑)
しかし、オカアサン達はゴッキゲンな笑顔で激しく踊りながらブラを次々と投げ込み、そこで私は思った。帰りはもちろんノーブラ?家路について娘にノーブラとばれたらなんて言い訳するんだろう?「トムに投げたのよ」と正直に言うのだろうか?
そんなカアサンを許せる娘って、なんて寛大なんだろう!?
さらに、ステージに点在するブラのその後は!?トムが全部お持ち帰りするのだろうか?
(…投げている下着はホカホカのではなく、持参した新品という噂)
何から何まで、こんなコンサートは生まれて初めてです。
肝心のトム・ジョーンズがすっかり霞んでた。ただ、歌は本当にうまかった。すごい声量でした。(笑)
そして、アンコールは一回だけ。時間にして一時間少々。老人もいるので、体に優しい短時間でのコンサートだったようです。
はぁ〜、貴重な体験をしてきました。笑い疲れた。(笑)
コメント
まず、スペースニードルのライブカメラのリンクを見つけたので、ブログに書くにあたってエルビスの映画ではスペースニードルは出ていたのかが疑問になって検索し、こちらにたどり着きました。
ふむふむと読むうちに、何とトム・ジョーンズのコンサートについて記事があるではないですか!
今日の朝Good Morning Americaで It's Not Unsual を彼が歌うのを聴いたばかりだったので、これはコメントを書かないわけには行きません。わたしも死ぬ前にはライブを見たいと思っている1人なんです。この記事を読んでからは、ちょっと怖くなりましたけれど。
Posted by: 和美 | 2008年11月24日 23:05
和美さん
コメント、どうもありがとうございます!
エルビスの映画、あれですね、えーっと…ワールドフェアに行こうとか
そういうタイトルの…タイトルど忘れしてしまいましたが…
あー!なんだかトム・ジョーンズについて失礼な事を書いていました。。
今更ながら読むと、自分の馬鹿さ加減にビックリです。
正直言うと、トム・ジョーンズの公演、とっても楽しかったです!
和美さんも、是非チャンスがあったら行ってみて欲しいです!
(もちろん、下着は持参してください。私も今度があったら持って行きます。笑)
今度はいつシアトルに来るでしょう。
トム・ジョーンズの公式によると、12日までラスベガスでショーをしていたようです。
Posted by: みぎぃ | 2008年11月25日 09:36
やっぱりラスベガスで見たいような気もしますが、いつになるやら。最近、絵が売れてないことですし。わたしが見逃したのは、シナトラとサミー・デービス・ジュニアでしょうか。ファンというほどでもないけれど、富士山やエンパイヤ・ステート・ビルみたいに、一回は体験したいという感じです。と言いながら富士山には登ったことがありませんが。
Posted by: 和美 | 2008年11月25日 22:59
>和美さん
ラスベガスのショーは毎年やっているみたいなので、チャンスは
たくさんありますよ!!
それに、ラスベガスのあの非日常な雰囲気とあいまって、ショー自体
シアトルで観るよりも楽しそうな予感がします。
おぉ〜、シナトラにサミー・デービス・ジュニア、観たかったですね〜
私は個人的に、すでに亡くなった人の中で観たかったというと
やはりエルビスです。
なるほど、本当、そんな感じですね!
Posted by: みぎぃ | 2008年11月26日 15:05