« Celestial - Sugar Cookie Sleigh Ride Holiday Tea | メイン | 脱力な話 »

2006年11月12日

●昆虫食

psc.jpgパシフィック・サイエンス・センターの昆虫コーナーでこんな展示がありました。

ガラスケースの中に、虫の料理の数々。

一つは、蜂の子。卵のような味がして云々と説明カードと共に、お皿の上に食品見本のようなモノが置いてありました。スクランブルエッグに所々まじっている白い蜂の子…。

もう一つは、蚕。ご飯の上に何故か不気味な黒い幼虫(蚕のつもり?)がバラバラと乗っています。添え物に何故かレモンとキウイ…もちろんプラスチックの作り物です。(画像)そして、この説明には

「蚕は、中国・日本・韓国及び他のアジア諸国ではおいしいごちそうです。蚕はタンパク質と鉄分に富み、牛肉の1.5倍のタンパク質、16倍の鉄分を含んでいます」

エェ…日本で蚕って食べるの…?中国では食べてもおかしくはない。韓国は知らないけど、確か先日、ポールさんが韓国に住んでいた時に屋台で蚕だったか…何かの虫の料理があると教えてくれたから、おかしくないかも。

スーさんも、横で「日本人は蚕なんて食べないよね!ちゃんとセンターの人に言った方がいいよ!」等と断言している。

しかし、長野では(今はどうか知りませんが)蜂の子を食べるというのはよく聞く話。ちょっと家に帰って不安に思ったので調べてみた。

あった…長野や群馬県で食用にされているそうでした。ちなみにセンターからの帰り道、スーさんには、モノの流通の悪い時代は、長野県では海がないから蜂の子を魚介類の代わりに食べて栄養摂取していたらしいと話したのですが、さすがに蜂の子だけではなかったのか。

そうか〜。しかし海外に来てみて困るのは、日本でも一部地域の事が「日本」として紹介されていて、全く知らない自分は周りにいるアメリカ人に何の説明もできないことがある事です。

Youtubeにやたらとあちこちの動画に、和歌山でのイルカ漁を批難する+日本製品ボイコットの文面をコメントとして貼っているウザい人がいるんです。このイルカ漁の事も、そのコメントを見るまで知らない事でした。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://migimatronica.com/blog/mt-tb.cgi/2916

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)