2009年05月31日

●カワイイ筆記体を習得するぞ〜

ちょっと前、最近の日本の子供達は筆記体を習わないと知りました。

筆記体を使う場面が少ないとの事で授業に取り入れてないそうですが、確かに、自分自身もこっちに住んでいて筆記体を使うのはサインをする時位です。

さて、実際にアメリカ人が日常で使っている文字がどうなのか…私の知りうる範囲内で、マダムの家業でウチに送られてくるローティーンから70代前後の方(しかし比重は20代30代中心です)の郵便物の宛名で判断すると

やはりブロック体がほとんど
単語によってブロック体と筆記体混合
文字同士が離れてブロック体のような筆記体
ごく少数が、完全なる筆記体(ただ、ヨーロッパからの手紙は筆記体率がアメリカより高い)

という検査結果が出ました。
さらに、身近な所で日常から筆記体を使っている人は、マダムのママ。

マダムのママはものすごい流麗な文字を書きます。まるで、中世の王様が戦で敵陣に送る巻物のような文字を女性っぽくした文字で手紙やカードを送ってくれます。(ようはカリグラフィーか!?)

…文字が素晴らし過ぎて、ココだけの話、実は毎回読めていません…

そんな筆記体について思いを巡らせていたら、一つ、前から漠然と感じていた事を思い出しました。

「フランス人の書く筆記体はカワイイ」

これまで目にしたフランスの本とか商品パッケージ、パリの街なかで見る文字とか、フランスから送られてくる郵便、最近の例ではロバの石けんを買った時の箱の宛名とか。なぜカワイイ!?

検索してみると…

フランス語筆記体というのがあるのはありませんか。
All Aboutの記事
(※ふらちゃん、私たち、授業で筆記体も習ったんでしょうか…?)

オシャレなフランス人は更なるオシャレ道を極める為に文字さえ各々がオシャレなものを開発、と勝手に思いこんでいたのですが、学校ぐるみでカワイイ筆記体を教えてたって事だったのか!

よ〜し、私も習得するぞ〜。
まずは、このノートを買ってみようと思います。
Cahier d'exercices d'écriture(フランスのamazonより)
ノートまでかわいすぎて悶死。

結論としては…筆記体も良いものですね(笑)

2009年05月30日

●The Confectional

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パイク・プレースにチーズケーキのお店があります。名前は、The Confectional。3年程前にオープンしたそうですが、つい先日、通りすがりで一つ買ってみました。

色々種類がありまして、キャラメルからキーライム、ホワイトチョコとラズベリー、クッキー&クリーム、シュガーフリーなど合計15種類のチーズケーキがあります。

私がまず買ったのは、トリプル・ベリー。ブルーベリー、ラズベリー、いちごの入ったチーズケーキです。

これが!
スフレ程ではないけどふわっとしつつジューシーで、所々ベリーのソース(ホワイトチョコに果汁を混ぜた感じ?)や、ブルーベリーの実が入って食感は軽め。土台のクッキー生地も美味しい。マフィンカップに入って、サイズ的にもちょうど良いです。

チーズケーキは大好きなのですが、ニューヨーク・チーズケーキのようなどっしり濃厚むっちぃ系チーズケーキが苦手なので、ここのトリプル・ベリーはかなり美味しく感じました。

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左がトリプル・ベリー、右がメキシカン・チョコ(ちゃんと見ると天辺が真っ赤だ)↑

その後、メキシカン・チョコと四種のチョコのチーズケーキも食べてみたのですが

まずメキシカン・チョコ、これ…罰ゲーム!?
メキシコのスパイシーなホットチョコが好きだからと、軽い気持ちで一口食べて失敗です。唐辛子系の辛さが苦手な人には、もはや天罰が当たったレベル。喉が焼けんばかりに痛くなります。辛いのが大好きなマダムでさえ辛いと騒いでましたが、感想は「まぁOKな味」だそうです。

そして、四種のチョコ。
これは濃厚です。濃厚すぎてむっちかったです。そして、中にはチャンキーなダークチョコが入っているのですが、ケーキ部分とチョコの食感がまるで違うので、ちょっと食べ辛かったです。

というわけで、全種類は制覇していませんが、もうここに決めよう。

The Confectionalで一番最高のチーズケーキはトリプル・ベリーであると。

シアトルにお越しの際は、是非パイクプレースのThe Confectionalへ行ってメキシカン・チョコをオーダーしてみてください。マダム情報では、4個以上買ったら割引してくれたそうです。購入後は、室温で一時間程置いてから食べると丁度良いそうです。

2009年05月28日

●今年のシャムロック一族

第三世代目のシャムロック(アイルランド産の種。結局コメツブツメクサでした)が順調に育っています。

2006年から種を採取して毎年育て、今年で3世代目のシャムロックです。今年はSt.パトリック・デー頃、室内の鉢植えに蒔き、その後外のプランターにも蒔きました。肌寒い日もあるせいか、外のプランターの方は1ヶ月程前に蒔いたにも関わらず、まだ双葉程度もしくは発芽する寸前、発芽したばかりという状態です。

その種の様子を顕微鏡で観察してみました。顕微鏡に普通のコンデジをくっつけて撮影したので、ちょっと分かりにくいかもしれません。

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もうすぐ発芽しそうな種です。皮が破けそうになっています。種がいびつになり、根っこが成長している事が分かります。種のサイズは1mm程度です。そして、根っこが出た所。

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双葉が出そうな所。植物を種から育てたとき、双葉が出た時が猛烈にカワイイですな。そして、鉢の方は室内で育てている方の現在の様子です。

2009年05月27日

●古絵本とバイキング人形

アンティークショップで買った物について書くのを「鼻」にかまけて忘れていました。

買ったのは↓

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1953年に出版されたDuroplastの本。まず、この表紙!ピンクに白い水玉、水色のタイトルにレトロで愛らしい仔猫イラスト。うさぎだったらパーフェクトでした!イラストはトニー・ブライスさんによるもので、どうも40年代から60年代に活躍されていた方のようです。

そして、Duroplastというのは熱硬化性樹脂で、東ドイツ時代のトラバント(車)に使われていた素材だそうです。「トラバントは紙で出来てる!」という話を聞いた事がありましたが、実はこの樹脂だったんですね。この本は、濡れ布巾で奇麗にする事ができます。

それから、バイキング人形。3兄弟の中から一番毛でムクムクしたやつを選びました。その後、マダムから「棚の上にこんなでかいのもいるよ!」と取ってもらって一緒に並べて撮った写真↓
左の大きいのは30cm以上ありました。あまりの大きさに笑った。

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改めて写真を見ると、何気にこの二人、目と目が合ってませんか?これは大きい方も買って来て一緒に並べて置かないとダメッぽい。今度行ってあったら買ってこようと思います。

2009年05月26日

●ロンドンの鼻

その昔、梶井基次郎は「桜の木の下には死体が埋まっている」と書きましたが…

ロンドンの壁には鼻がある

イギリスには幾度か行きましたが、鼻の事を全く知らなかったのでここに書いてみます。知っている人は「あぁ〜」と読んで下さい。

ちなみに、知ったきっかけはiPod TouchのHidden Mysteries: Buckingham Palaceというゲームです(笑)

鼻の在処は、ロンドンのアドミラルティ・アーチの壁。このアドミラルティ・アーチというのは、エドワード7世が母ヴィクトリア女王のメモリアルに建てたもので、エドワード7世の死後、1912年に完成したそうです。バッキンガム宮殿からトラファルガー・スクエアの間にあり、確か、中央の大きい部分は女王専用で、通行人は端の小さい部分を通行する事になっていたと思います。そして、そのNorthernmost Arch(最北の門?)部分の内側にあるとか、

鼻が。
グーグルの画像検索ページ結果

地面から2m程の高さの所にぽっこりと、作り物の人間の鼻で、サイズ的にも人間の鼻のサイズ。なんで??一体いつくっついた?誰がなんの為に?誰の鼻?なんでその高さ?と矢継ぎ早に謎が湧き出しますが、これがこの件についてはほとんど公な記録が残っていないそうなんです。

上記のゲームのまめ知識では、ワーテルローでナポレオンを破ったウェリントン公の栄誉を称えるためであろうなんて事が書いてありましたが、他の人は鼻の大きかったエドワード7世の鼻であるとか、いや、あれはナポレオンの鼻だとか、様々な憶測が飛び交っているようです。

鼻は、丁度馬の背に乗って見える2m位の高さにあるそうです。そしてその昔、馬に乗った兵士達がツキを呼ぶ目的で、この鼻を擦りながら通り過ぎていたそうです。

さらに検索していたら、同じくロンドンのGreat Windmill Stにも別の鼻があるという噂がありました。シャフツベリーAveからグレート・ウインドミルStを左に入ってしばらくした所にあるとの事で、グーグル・ストリート・ビューで探してみたら、ホントにすぐそれらしきもの発見。(トロカデロの建物の脇ですね!?)残念ながら、拡大してもぼやけて判別不能ですが、確かに何かあるぞ〜。こちらの「鼻」は120cm程の低い位置にあるそうです。


View Larger Map

↑ストリートビューが見られない人は↓
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ロンドン在住の方がこれを読んでいたら、このGreat Windmill Stの「鼻」の写真を是非写してみせて下さい!

続きを読む "ロンドンの鼻"

2009年05月25日

●すごいアンティーク・ショップ

メモリアル・デーで休日でした。チィちゃんから教わるまで気がつきませんでした。

今日は、随分前にSRさんから教えて頂いていたアンティーク・モール(この近辺では最大らしい)に出かけ、今さっき帰宅しました。恐らく5時間位滞在していた計算になります。

さて、店内で私が見たものは↓

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ヘイゲン・リネカーの置物です。実は、昨日これと同じうさぎをオンラインで買ったばかりです。このうさぎは、多分買ったものよりも大きいです。そして、2cm位の小さい原始人も…!すごい欲しい!$3だったら即買いでした。

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レトロなうさぎが描かれたべビーベッドに、これまたレトロでキッチュな子羊の置物。カワイイです。

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キタ!!バイキング人形!ヤセとデカの3兄弟!そして、右はプランターの子馬がこれまたカワイイです。

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子供の本部屋に突入です。なかなかオシャレな表紙の本と、60年代のオシャレな表紙のパディントン本。

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あった!ブレーメンの音楽隊です!でも、ちょっとロバが可愛くないような?

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ゾウのジレンマというタイトルの本、これまたグッとくる表紙と中身。古い本はやっぱりどこかカワイイなぁ。

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ケアベアは詳しくないのですが、ケアゾウやケアタヌキもいたんですな?

ヤヴァイ顔シリーズ

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正直、よくこのようなものが現代まで残っていたかと思うのです。こんな顔をした塩こしょうがあったら、使おうと思った時に、笑って手が震えて落とすか、恐怖に陥って震えて落として割っちゃうと思うのですよ。

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プランターらしいですが…親子揃って目見開き+放心のこの顔はないだろう。

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民芸品チックなカワイイろうそく台発見!と思いきや…この顔は脱力。

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また出た!塩こしょう!カワイイと思って作ったのか、ネタで作ったのか…。右、丸太のスライスに顔が描いてあるんですよ!ちょっとワイルドな高倉健さん風。壁掛けと思うけどそう思いたくない、何気に現実逃避を促す壁掛けだと思います。

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ファイヤーキングのキンバリー・マグですが、一つにはDADDY、一つにはHUSBANDのテープが貼ってあるんですな。これは誰目線なのでしょうか。やはり、奥さんで、奥さんのお父さんと旦那さんという事なんでしょうか!?子供から見てお父さん用、奥さんから見て旦那さん用だったら、パパはマグカップが二つになってしまいます。その前に名前にすりゃ良かったのに(笑)

以上です。ちょっとでもどんな商品があったか分かって頂けたでしょうか。なかなか非常に濃いお店でした。ここで、二点だけ買ったものがあります。明日に続く!

2009年05月24日

●Polish Pottery Place

社長のボウルは、パイク・プレース・マーケットにあるポーランドの食器屋さんPolish Pottery Placeで見つけました。

ポーランドの食器はすごく厚みがあり、どっしりして素朴、模様はびっしり系で、キッズ用の食器は動物柄だったりとてもカワイイのもあります。

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社長に買ったモノはペット用ではありませんが、その同じサイズの器でも、一枚一枚色柄違いであったので、激しく迷いました。で、結局選んだのが紺、ブルーグレー、焦げ茶のコレです。(右側)

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バックスタンプによると、このブランドでした。
http://www.ceramikaartystyczna.com/

レジでの精算時、お店の女性がポーランド訛りの英語で話しかけてきました。

「ポーランドの食器はすごく丈夫なの!」

ニコニコしながら、私の選んだボウルをレジの木のカウンターに派手に数回投げ落としました!

ガンガンゴーン…ゴロッ!!

えー!!!ちょ!(笑)
突然の事で、口をあんぐり開けてビックリしていると、ガハハと笑いながらまた落とした!

…万が一割れてしまったら、お互い非常に気まずい空気が流れた事でしょう…(笑)

取りあえず、この食器、かなり重さもあって確かに頑丈な事は十分過ぎる程わかりました。電子レンジオッケー、食器洗浄機もオッケー、少々落としても割れない、という優れもののポーランドの食器なのでした。

ただ、大理石とかコンクリの上に落としたり、トンカチで叩いたら割れると思います(笑)
ちなみに、バブル・マグと呼ばれる丸いマグがありまして、これがまたカワイイです。ポーランドの食器は、民芸品マニア(?)にはかなりグッとくる食器達だと思います。