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2009年05月21日

●オンラインで買うリスク

210509.jpg今年の誕生日、スーさんからはレトロな電話をもらいましたが、リクエストしていたものもありました。それは、ティーポット。

実家の母の分と私の分を二つ、ネットで注文して買ってもらったのです。それが、3月初旬。しかし、誕生日が過ぎても届きませんでした。在庫切れでの入荷待ちだったようです。そして、やっと届いたのが4月下旬。

ダンボール箱の中に小さいダンボール箱、そして厳重にプチプチにくるまれたポットが出て来ました。一つを開けて、もう一つを開けると

ちょ…
口が欠けてるよ、コレ。欠け落ちた部位が梱包材の中にすらないので、お店ですでに欠けていたようです。

マダムがすぐにメールを送りました。

しかし、2週間経っても音沙汰無し。さすがにこりゃないだろう!以前、SRさんから不良品等の返品の時は大げさに書くと良いと教わったので、二通目は私が少々大げさに書いてメールを送りました。(でないと、この国では上記のように無視されたりもてあそばれる?事があるんですな。笑)

そうして、やっと返事が来ました。たった一行。

「送り直します」

申し訳ありませんの言葉がないどころか、HiやHelloすらない凄まじい程そっけない返信。これ、絶対店主ムッとしながら返事送って来たよ!(怖)

本当に送り直してくれるのかも心配でしたが、昨日本当に届いたのです。

良い色味を持つ焦げ茶色と見るからに厚みを感じるどっしり感、蓋も含めてコロンとした形状、素朴だけどすごく味があって飽きなさそうな風貌、そしてヴァレンシアの藍色に合うだろうと眺めつつ、蓋をとって中の匂いをかいでみたら…

クッサ!!
スモーキーな葉巻っぽい臭いが染み付いちゃってます。なんじゃこれ!?

マダムに
「もしかしてさ、お店のおじさんが私のメールに気分概して、葉巻を吸いながらポットの中に煙りを噴出して梱包したのかな?」

真顔で言ったら、マダムが吹き出しました。
「大体、そんな子供じみた事普通思いつくの!?」と。アハハハハ〜

なんか、こう…ポットが届いたのは喜ばしい事ですが、臭いです(笑)

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コメント

「送り直します」一行! っていうのがおっかしいです。でも、お品物が着いて良かった!
本当に飽きのこない、慎ましくもしっかり仕事をするって感じのポットですよね。「コロンとした形状」大好きです。

最初、この記事を読んだとき「ふむふむ、オンラインで買うリスク、ふむふむ」と他人事のように読んでいたんですけど、なんだ、うちにも送り直しの品物が、おととい着いたじゃない!、と思い出したんですよ。

っていうのはね、どんぐりの木なんですよ。
私の子どもの頃からの夢は、どんぐりの木を見ながら暮らしたい、庭にどんぐりの木がある家に住みたい、なんじゃそリャ、というアホなものなんです。
どんぐりならどれでもよいわけではなくて、「Quercus rober」というものが「私のどんぐり」だとわかりました。でもこれは日本では、ほっとんど売られていません。

それが、あぷがうちに来た2003年、あぷを恵比寿のホテルに一泊させるために歩いていて見つけたんです。後日、地下鉄で家に連れ帰りました。嬉しかった!
が、数年前のマンションの大型改装工事で春に2、3ヶ月家の中だけで置いておいたら、枯れました。(号泣)

時々ネットで調べていて、先月やっとみつけ、送られて来ました(ネットで、木を買うんだねえ。。。)。
開くと、葉がぐったりしています。まあ、そうだよね、と水をあげて様子を見ましたが、そのままはかなくおなりに。。。
ダメモトでメール。で代品を送ってくれました。それが一昨日着いたのです。ちっちぇーんだけどね。

私はアメリカって詳しくないんですが(勿論その他の外国もですが)、いわゆるオークって、欧米ではよくあるんですよね? 地名でもオークがつく所って多いし。
オークの種類っていっぱいあるみたいで、今回私が手に入れたのも、正確な名前は「わたしのどんぐり」とはちょっと違うんだけど、かなり近い親戚という感じ。形でいうと、ピーターラビットの作者たちで始めたナショナルトラストのシンボルマークになっているどんぐり、と言った方がわかりやすいでしょうか。
以前、ジュネーブに行った時は、もうそこらへんボロボロあって、誰も見向きもしないっていう感じ。必死でどんぐりを拾ってうちで撒きましたが、失敗。どんぐりは拾ってすぐでないと無理だそうです。で、翌年またその季節にいったんですけど、その年はもうとっくに終わっていました。
他のヨーロッパの国はどうかわからないんですが、多分フツーにありすぎて、どんぐり如きに私のように目の色を変えている人なんていないんじゃないかなあ、という気がします。
シアトルはどうでしょうか?
う〜、長くなってごめんなさい。どんぐりのことだと興奮しちゃって。。。今日の、私の最長記録ですね。。。

>しのぶさん

これ、もう絶対送られて来ないと思ったんですよ。
だから、少なくともちゃんとした品が届いてラッキー?でした。
このポット、最初見た時はなんて爺臭いポットなんだろうと
正直思ったのですが(色とか)いやいや、これ実際には
本当に素敵なポットだと思います。

ええーーーー!!!!
どんぐりってオークだったんですか!?
知らなかったよ、本当に知らなかった。
私、一度オーク・ブームだった時があるんですよ。
だって、イギリスって本当になんとかオークって地名が多くて
なんでなんで?って、それでその後ケルト・ブームがやってきたとき
ケルトの本を読んだら、ドルイド(ケルトの祭司)がオークの木の
下で祈祷をするとかなんとか読んで、オークは何か意味のある
木なんだと思って
そうですか〜!!
今検索してみたら、ドルイドとは「オークの賢者」という意味でした。

今、Quercus roberの画像を見たのですが、葉っぱがオークですね〜。
実家が引っ越す前、廻りに団地があって、団地の庭にはどんぐり系の
木がたくさん植えてあったのですが、あれはマテバシイだったようです。
そうかぁ、どんぐり系の葉っぱってマテバシイの葉っぱみたいなもの
だけかと思っていたぁ。
どんぐりって本当にたくさん種類があるんですね。

そういえば、昔、親と軽井沢に行った時、森で発芽したドングリ見つけて、
複数拾って持って帰ったんです。植木に植えたら本当に成長して
何年かは母が育てていましたね〜
発芽したのが見つかれば簡単に成長できていたと思うのですが。

アメリカのどんぐり事情がどうか調べようと思ったら、ここの町内?に
恐らく白人が開拓する前からある古いオークの木があって、
でも黴でやられてどうこうという記事を発見。
オレゴンなんとかというオークで、シアトルでは三本しか確認されてないそうです。
オークに注目している人はいるようですよ!!

代品はどうでしょう??
どうか大きく成長しますように!

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