●Bag Balm
ネットでうさぎの専門店を検索して、その商品を眺めておりました。…アメリカよりも日本の方がたくさんうさぎグッズがあるなぁ〜と思いきや、何気に見覚えのある缶入りバームが、うさぎケア商品として掲載されています。
Bag Balm
レトロな緑色の缶に入ったバーム。私自身、近所のドラッグストアに売ってたのを見て可愛いと購入し、ついでに母にも送った事がある。中身は、ワセリンとラノリンの質感でベトベトし、しかもとても臭い。(ラノリンの原料臭かな?)
うさぎショップの解説によると、それをうさぎのソアホック(足裏が禿げてできる皮膚のびらん)の治療に使うらしい。
ホー!知らなかった!
さらに、こう書いてある。
このバームは、元々牛のお乳のひび割れに使われているバームです。
エー!!んなもん、近所のドラッグストアに売ってるんかいな!ここら辺、牛なぞいないぞ!?
でも、缶をよく見ると、確かに牛の顔も描かれてるしお乳も描かれている。…私はBagを勝手に脳内変換してBug(虫)、つまり虫刺され用とかそういうもののバームと勘違いしてたアルヨ…。牛のお乳をバッグって呼ぶのかな?
検索してみると、人はもちろん、ペット全般、牛や馬に使用しても安全、というわけらしい。そして、擦り傷、切り傷、あかぎれ…etc、皮膚の傷に使用する、と。
そういや前回帰国した時、うちの母は普通にハンドクリームとして使ってた。カーチャン、それ、元々牛のお乳用だって!スマンね!(笑)
ウィキペディアによれば、一昔前はこのBag Balmには水銀が弱冠入っていたらしく、それで、傷の治りも早かったそうです。今はもちろん水銀は入っていなくて、8-ヒドロキシキノリン硫酸塩という抗菌剤がワセリンとラノリンに混ぜられているそうです。
おまけに、意外な所でこのBag Balmは有名らしい。
それはタトゥー施術後。
アフターケアに使うアイテムとして有名だそうです。何気に有名な商品だったんだ。私のは三年程放置してたから、劣化してバームに気泡が入りまくって、缶からもバームが漏れ出てるよ…。