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2008年09月06日

●元気になる歌、デイチー・ベル

突然ですが、史上初、コンピューターが歌った歌はなんでしょう!?

答え:デイジー・ベル

1961年ベル研究所において、IBM7094というコンピューターでプログラミングされたそうです。興味のある方は、その時の音源→"Daisy Bell"(youtube)
もしくはこのページのdaisy.ramをクリック。

かわいいメロディーで、そしてちょっとコワヒ。

これにヒントを得て、「2001年宇宙の旅」では劇中の人工知能を備えたコンピューターHAL9000がこの歌を歌ったそうです。そのシーンは→"daisy"(youtube)

昨日、そのシーンをみたさに通しで「2001年宇宙の旅」を観ました。これまでにも観た事があるんだけど…最後は船長がスターチャイルドになっていたのか!ワカラナカッター!そしてHALがおっかなくて仕方がないです。特にあの妙にコンピューターっぽく、妙に無機質だけどやっぱり人間の声な部分。

今日の本題はココをクリック↓

このデイジー・ベルという歌、こんな映画にも登場します。

revenge of the nerds(ナーズの復讐)

微妙に古い映画(1984年)で、しかもB級。テレビ東京とかのお昼に放送しそうな感じ。

学園ものコメディで、文字通りnerds(オタク)の復讐。オタクと同義語的な英語には、ナードの他にギークという単語もあります。ケイシーによると、どっちかがまだ知性的でマシな感じの事を言っていたけど、忘れちゃった。

私はアメリカの学校で学んだ事もないし、足を踏み入れた事さえないのでよくわかりまへんが、ナーズと180度反対側にいて、学校ででかい顔でのさばる人達が体育会系のジョックスです。映画では、このジョックスに散々いたぶられるナーズが奮闘する映画で、何気にバカ面白いです。

ちなみに、ナーズの一人はERのグリーン先生ことアンソニー・エドワーズ。(毛髪がまだ元気)大学のコンピューター・ルームで、コンピューターの扱いに困る女子学生を見つけて、即興でコンピューター・アニメーションを作って慰めてしまう程のコンピューター・オタク役です。

そして、この映画のどこでデイジーの歌が流れるかと言うと、大学の学生が所属する社交団体対抗運動会にて、三輪車レース(笑!!)をしているシーンで流れます。

歌自体はタカシ役のブライアン・トチハラさんという日系俳優が歌っています。かなり面白いです。実際のデイジーの日本語訳とは違う歌詞で、ものすごい滑舌良く元気に歌ってます。これを聞くと、いかなる時も自然と顔が笑ってしまいます。でも、この日系の俳優さん、日本語は話せないっぽいですな。(劇中の日本語が余りにもダメダメだった。)

さて、その、ついつい笑顔になってしまうブライアン・トチのデイジーは!
ココ(daisy.mp3)

オリジナルのデイジー・ベルは、1892年、イギリス人によって作詞作曲されたそうです。

ブライアン・トチの「デイチー・ベル」歌詞

デイチー デイチー(デイジーじゃなくて何故かデイチーと発音)
はいと言ってよ
僕の心は君の夢見る
ささやかだけれど
二人で乗る自転車
青空、そよ風と遊ぼう

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