●Tati Sonorama!
つい先日、またMon Oncle(ジャック・タチの映画)が観たくなりました。やっぱり面白いですね、この映画は!
そして、何よりこのMon Oncleのテーマ曲の良さはちょっと普通ではないですよ。
以前、itunesでこのテーマ曲を探したのですが、どこぞのオーケストラがアレンジしたものしかなく、オリジナル音源がなかったのです。しかし、再び検索すると、いつの間にTati Sonorama!というアルバムがリリースされているじゃありませんか。
よくよく調べると、このSonoramaというアルバム、本みたいな装丁の素敵CDのようなんです。音源だけを買うのは勿体ないのでamazonでCDを買いました。
本当にハードカバーの本みたいなのが届いた(下にあるのはMon OncleのDVDです)↓
このアルバムはタチの映画音楽を全て?網羅しているようです。二枚組のCD二枚目はなんと、Mon Oncleのソーセージ状に出てくるホースの音まで入っていました。もぅ〜、この音聴くだけで吹く(笑)
そして、ジャクリーヌ・フランソワがカバーしたMon Oncleと…
なにやらアーティスト名が日本人の方のMon Oncleが!?Hideo Koh、高英男さんというシャンソン歌手の方のカバー版でした。
ジャクリーヌ・フランソワのバージョンもすごく優雅でフランス語がキュートで大好きなのですが、高英男バージョンに悶絶!なんじゃこれ〜!!
歌詞が全部日本語で、しかも所々字余り気味なのですが無理矢理うまく歌ってて、軽いリズムが心地よくて、高さんの歌声がいかにも昭和で(映画のポスターに総天然色と書いてあったような時代の日本人の声というか…?)、そして、すごく軽快にユーモラスに歌っています。最後は「ほいっ!」で終わってますし(笑)
今の日本って随分色々と変わってしまったなぁと思ってしまいました。この時代の日本人が持っていたユーモラスさって今どこへ行ってしまったんだろう?
高英男さんのMon Oncleが気に入ってしまって、今日はもうすでに10回以上聴いています。ほいっ!
こちらは、ジャクリーヌ・フランソワさんバージョンのMon Oncleです↓
ウッカリCD1の事を書くのを忘れてしまいましたが、CD1の中ではPlay Timeのサントラもかなり気に入っています。