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スーパーエッシャー展に行って来ました。

実は、スーさんの好きな画家はエッシャーです。今回、日本に帰る直前にエッシャー展について知ったので「スーさんかわいそう！エッシャー展観られないなんて…！」といじめてしまいました。

自分は、やはり「エッシャーと言えば例の騙し絵」程度にしか知識がなかったので、初期のかなり細かくて根気がいっただろうというような木版画を観るのは初めてでした。

とにかく線がスゴい。真っ直ぐの線、太さで強弱のついた線、規則正しい線、日本の伝統文様で言えばよろけ縞のような弱冠曲線状になった線…木版画でも線で様々な表現方法ができるんだ〜。

ものによっては、本当に白黒写真のような緻密な木版画もありました。

しかし、エッシャーはハーグ市内の様々な公共施設の為に作品を作っていたんですね。下水処理場の壁から、学校の柱、郵便局の壁、また紙幣までデザインしていたらしい。紙幣の方はデザインが凝り過ぎでダメになったとか…？（うろ覚え）

うーん、ハーグに行ってみたい。エッシャー展に行った誰しもが思うかも。（笑）

展覧会では、DS Liteが無料貸出しされており、それを借りてDSで説明を聞きながら進みました。普段、あまり説明を聞きながら観るという事がないので、エッシャーの絵についてもあれこれ色んな情報を得る事ができて楽しかったです。

感想としては…エッシャーの作品って本当、数学的。丁度、彼自身が版を刷っている所の動画や、ポートレートがありましたが、自身も芸術家というよりもまるで数学者のように見えました。

そして彼の作品からは、アイデアが面白くて几帳面、真面目そうな中にユーモアある人柄が伝わって来ました。

スーさん、残念だなぁ。でも目録とDVDをお土産として買いました。