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2011年02月28日

●シャローム

知り合いのディンテンファスさんはユダヤ教の人です。そのディンテンファスさんから、「クラリネットの演奏会があるので観に来てね」と招待されました。

場所はシナゴーグ。

こんな機会でもないと入れない場所ですよ!と妙なテンションの私。実際に現地に到着してみると、集会所みたいなこぢんまりした場所で、逆に来た事を後悔です…

日本人はおろか、アジア系の人が人っ子一人いません。小さい場所なのでことさら目立ってます、私、目立ってます。周囲の人は、多分全員ユダヤ教の人です。白い目で見られる事はありませんでしたが、粗相のないようじーっと大人しくしていました。

その集会所の中は、ユダヤ教のカラーである青の垂れ幕がかかったりヘブライ語の装飾のある祭壇があったり…私にとって非日常な空間が広がっています。

そういえば、好奇心溢れる中学高校時代、色んな国の言葉を勉強しようとしていた時期があり、結果的に何も身に付いていませんが(笑)、その中にヘブライ語もありました。

あの時真面目に勉強していれば、隣に座っているおじいちゃんとヘブライ語で会話が出来ていたかも…?

一番最後、演奏家のお兄さんが途中で退席し、突然アコースティックギターを抱えながら戻ってきました。近々東海岸に引っ越すので、お別れ前のスペシャルで歌を披露してくれるとの事。

ヘブライ語の歌を歌ってくれました。

お兄さんの歌が終わると、司会進行役も兼ねたディンテンファスさんが「ヘブライ語で一生懸命歌おうと努力してるんですよ」「(一同)アッハッハ〜!」

ディンテンファスさん自身もうまく発音できない音があると言っていましたが、お別れするって人にヒドいよ、ディンテンさん!(笑)でも、やっぱり難しいんですな。ちゃんと勉強しなくて良かった良かった。万が一私がペラペラとヘブライ語を話していたら逆にどん引きされていた可能性ですよ。

というわけで、シナゴーグ(コングリゲーション?)を初体験してきました。

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