●そこら中、車だらけなルメイ博物館
今日はタコマにある車の博物館に行って来ました。
車の博物館というか…
コレクションの館とでも言うのでしょうか?所狭しと車が陳列。ただひたすら陳列。古いのは1900年代から(だったと思う)T型フォードみたいなもの、そしてアッメリケーンなキャディラックやらドッジやら、またイギリスのパトカーや50年代のダブルデッカー、アイス売りのカート、スバル360(?)やらトヨタプリウス、節操なk…あらゆる車が陳列されているんです。
ガイドさんによると、所有台数3000台以上!
しかも、この博物館のすごい所はハロルド・ルメイ(故人)さんという方が個人で集めた車なんだそうです。ハロルドさんは買った車全てに乗る事ができたんだろか…?↓キャディラックの救急車
しかも、購入した車は自分の所で修復してピカピカにしているそうです。それだけ車があったらそうなるだろうなぁ。中にはボロボロの古い護送車を購入してピッカピカに仕上げたものまでありました。
あまりにも車体数が多すぎて、もぅ途中でミュージアム疲れ(博物館疲労)です。車を見ても脳が感知しない状態(笑)しかもガイドのおじさんが…なんだかガイドがすごく下手なんです。
行く場所行く場所で、ただ車の前にぶら下がっている札を読んでいるだけなんですよ(笑)
「(ジロジロ…札を確認)えぇ〜これは1931年のフォード○○です」
私でも見ればわかる!(笑)
途中でマダムが、例えば「この車はどのくらいの期間作られていたんですか?」等と質問すると
「うーん(札を見る)…50年代ですね、えーっとよく分からないけど、まぁ50年代でしょう」
答えになってない(笑)というか、知らない?しかも、やけに寡黙なおじさんで無口で無愛想だし、さらに強面でおっかないときた。
そのうちに、ツアーのお客さんが一人消え二人消え…10人位いたツアー客が最後には私とマダムを含めてたった4人になっていました。ツアーが終わって戻る時、ガイドのおじちゃんが言いました。
ガイドさん「子供連れたお客さんも先に帰っちゃったねぇ」
他のお客さん「そうだね、まぁ、あの位の年齢の子供は古い車よりも新しい車に興味あるんだろうねぇ」
ガイドさん「今日はね、ここでこうやってツアーガイドをするのが私にとって初めての日だったんです…」
えーーーー!心の中でガイドが下手なおじさん、車の事そんな知らないんだ〜なんて思ってご免なさい!
心の中でおじさんを嘲笑した自分を恥じました…orz
でも、一応最後までちゃんと見たから許して下さい。
ルメイ博物館は、レンガ作りの本館に5部屋分車の展示スペースがあり、外に出ると倉庫が二つ。一つにはダブルデッカーやトラック類などの大型車が保管され、もう一つには50年代60年代頃の車が保管されています。そちらもツアーで回りました。車に詳しい人だとより楽しめる場所だと思います。
現在、別の場所に新しい博物館を建築中のようです。↓ルメイ博物館のサイト
http://www.lemaymuseum.org/
↑今日見た車の中で一番気に入った車。1960年フィアット・アバルト・ザガート。