2009年02月27日

●グリコーマン

270209.jpgグリコの走っている人が「実はフィリピン人のマラソン・ランナーがモデルである」という話を小耳にはさみました。

本当かいな〜!!

調べてみると、大正10年のマラソンに出場したフィリピン人選手、カタロンがモデルであるとの事。

しかし、グリコのQ&Aでは
「子供がかけっこしてゴールする姿をヒントに」「特定のモデルはいない」「時代に合わせてマークは変わる」

との事。どうも、そのフィリピン人選手がモデルというのはガセネタらしい。

このグリコのページが面白かったです↓

ゴールインマークの歴史

グリコのマークって、実は結構加筆修正が加えられているのですね。女学生から顔がこわいと指摘されて書き直したとか、色々苦労があったとは。

実際、一番最初の大正11年〜昭和3年のマークには、余りの生々しさに意識が遠のいて行きましたが、昭和3年〜昭和20年と、昭和28年〜昭和41年のマークで息を吹き返した。ちょっと、これは色々と面白すぎるでしょう…(笑)

昭和40年代以降のグリコーマン?は男前だと思います。

昭和3年〜昭和20年のマークのシャツでわかりましたが、当時の英語表記はGlicoじゃなくてGlycoだったんですね。Glycogenだ。

2009年02月26日

●カッパ・エビセン (Kappa Ebisen, 1964年1月-)

260209.jpg先週、マダムの帰宅時に「カールを買ってきて」とお願いしました。しかし、手ぶらで帰宅。

(マダム、スーパーの店内にて)
「カァールゥ…カアーゥ?(←日本風に発音しているらしい)ありますか?」
「カールね、あぁ〜いつもここにあるんだけどなぁ。ないね。カールはホット・アイテムだからすぐ売り切れちゃうのよ。今週末には入荷するよ」

ホット・アイテムだそうです!売り切れだったそうです。

週末に買い物に行けなかったので、昨晩買い物に行きました。もちろん買い物の目玉商品はカール。

しかし棚に行ってみると、カールの部分だけがポッカリ暗黒地帯に。何もありません!

路線変更して、これまでアメリカで買った事がなかったかっぱえびせんを買う事に。

このかっぱえびせん風のお菓子が二種類ありまして、片やセンスの悪いパッケージのかっぱえびせん、もう片方は日本のかっぱえびせんのパッケージにごく似たもの。もちろん後者を選んで手に取ろうとしたら…某国製のものでした。

バッタもんと思った方が、日本のカルビーのものだったとは…
英語の名前は…Shrimp Flavoured Chips。毒にも薬にもならないような英語名です。

Kappa Ebisenでいいのに!

今、アルファベットで書いて思いましたが、○○センとなると、北欧系の名前に早変わりしますね。イプセンだとかアンデルセンだとかオルセンだとか。エビセン…エビの息子か?しかも、フィンランドにはエーロ・カッパという名前の人がいるそうです。実は「カッパ・エビセン」ってかなり北欧くさい名前だったんですね?(笑)

260209_2.jpgこのカルビーのかっぱえびせん、アメリカで製造されています。味は、オリジナル、ワサビ、ホット・ガーリックがありました。

オリジナルとホット・ガーリックを購入。今朝、ホット・ガーリックを起き抜けに食べてみました。

プ〜ッ!

生のニンニクを齧ったような生々しさ。強烈です。ただのスナックだと思って気を抜きすぎた…。
味がかなりしょっぱい部分もあるし、あのかっぱえびせんのスジスジにホットなガーリック調味料?がかなりの高濃度で埋め込まれている部分もありますし。

さすがはアメリカンなShrimp Flavoured Chips、カッパ・エビセン。豪快な味付けでした。

2009年02月25日

●ガン見されたシャツ

こちらに住んでいると、見ず知らずの人から気さくに声をかけられます。

本格派日本人の私としては、見ず知らずの他人に声をかけられると100%ビビります。いまだに慣れる気配もありません。

先日は、インド料理屋さんで食事をして帰途につこうとした時、突然店内で女性から声をかけられました。

ブラーブラブラブラー!!(すごい嬉しそうな顔)

????突然なので、最初何を言ってるか全く理解できず。

…「あなたのシャツ!ラモーンズね!」

私の着ているシャツの事か!(笑)

「今、夫があなたのシャツに気がついて!」

ちょっと興奮気味。

「ラモーンズって、オーソドックス・ジューなのよ!全員!知ってた??ナイス・ボーイズよ!」

知らなかった。
有名人の誰それがユダヤ人とか意識した事は特にないですし。

旦那さんを見ると、ユダヤ教の人がかぶっている小さい帽子?を頭にのせていました。彼女の感じでは、ラモーンズをとても誇りに思っているようでした。

しかし、オーソドックス・ジューて?
検索してわかりました。

あご髭+もみあげを三つ編みにして、黒い帽子+服装している人達だ〜。
ロンドンでよく見かけましたぞ。そういえば、シアトルでは未だに一人としてみた事がないけど、シアトルにはオーソドックスの人がいないのか、あの格好がシアトルではできないのか…!?

これまで宗教の事をネタにして誰かと話をした事がないので分かりません。突然、自分の中でジワジワと謎が深まってしまいました。知り合いにユダヤ系の人は何人かいるけど、失礼な質問になるのかなぁ…。

ちなみに、私のシャツは文字だけTシャツです。パッと見でなんのTシャツか分からないハズなので、旦那さんよく分かったなと感心してしまいました。実は旦那さんからガン見されていたのでしょうか。…ガクガクブルブル

2009年02月24日

●シンゴアラ

240209.jpg一昨日の夜、IKEAに行きました。ココで、個人的に絶対はずせないのが

Singoallaのビスケット、ラズベリー味
(シンゴアラと読むんですかね?)

$1.50位でコレはうまいです。

このビスケットについては前にもちらっと書いた事があるのですが、IKEA以外でも北欧系の食材店なら大抵あります。スウェーデンではものすごくポピュラーなお菓子なのでしょうか?ビスコみたいな感じ?

ビスケットの中にはクリームがサンドしてあり、くり抜かれた上部ビスケットにラズベリーのジェリーが入っています。

ビスケット、クリーム、ラズベリー・ジェリーの組み合わせが、私の中ではかなりの黄金比。(笑)

チョコレートっぽいパッケージのものもありますが、私はこっちのラズベリーを大いに勧めたいです。

ただ、ラズベリーのジェリーがネトネト系なので、食べる時はいかにして歯につかないようにして食べるのかもこのビスケットを楽しむ鍵となります。

日本でも、IKEAに行くとこれが買えるようです。
でもなぁ〜日本のお菓子はどれも美味しいもんなぁ〜。もしこれを読んで買ってまずかったらゴメンナサイ。(笑)

2009年02月23日

●ニンジン vs 社長

ニンジンとの死闘を繰り広げる社長です↓

2009年02月22日

●what do you say to a cup?

220209_2.jpg前回のプリスティーンのポットについてはココ

走ってポット買ってきた!(車で。笑)

プリスティーンの1カップ用イエローです。しかし、ネットでプリスティーンの事を検索した時に見つけたブラウン・ベティというティーポットも並んでいて、店内で小一時間悩みました(笑)←店内でのブラウン・ベティの図

どっちが良いのであろう?

ブラウン・ベティという文字通り茶色いポット、有名なんだそうです。イングランドのストーク・オン・トレントで産出される赤いテラコッタの土を使った焼き物のポットで、ロッキンガム・グレイズという釉薬を使った焦げ茶のポットです。Cauldon Ceramicsという所で作られています。見た感じ、素朴で頑固なおばあちゃん風ポットですが、保温性の高さと形状から「世界で一番美味しく紅茶がいれられるポット」という噂を小耳に挟んで興味津々。

このばーちゃんポットと黄色いポット、どっちが良い!?

220209.jpgしばしの葛藤をへて、やっぱりこっちにしました→レジの背後の棚からとってもらいましたが、案の定すっごく埃を被っていました。(笑)

ちなみに、プリスティーンの1カップ用もブラウン・ベティ2カップ用も値段は一緒で19ドルちょっと。ブラウン・ベティの方は、ネットではもうちょっと安く買える所もあります。

早速、買って来たポットを使っています。大きいマグカップでなければ余裕で2杯はいれられます。テーブル上で場所を取らないのも良いです。何より、このヴィヴィッドなイエローと小さいサイズがかなりカワイイです。

追記(2010年3月)※プリスティーンのティーポットの件でお問い合わせを頂いておりますが、個人的に購入して日本へ発送等のサービス等は行っておりませんのでご了承下さい。(記述のお店にも訪れていないので、現在のポットの取り扱い状況もわかりません)

2009年02月21日

●団子一つの串団子

昨日の夕方、こんな所にいました。

210209_2.jpg

まるで、原生林の中!正面に…見えるかな?肉眼ではかなり大きくレーニア山がどーんと見えます。

これは、リッチじいちゃんの家のデッキからの眺望です。山中に大きな家を建てて、奥様と二人でリッチじいちゃんは住んでいます。

そして、リッチじいちゃんが我々を招待してくれた目的は…

土星を見る為です。

とにかく山中なので、夜の帳が降りた頃、リッチじいちゃん家の周囲は真っ暗闇。空はプラネタリウム並みの星空が観察できます。

オリオン座が真っ正面に見え、そこから右の方をたどって見るとスバル(セブン・シスターズ)が煌煌と輝いています。

時間は午後6時頃。この時点ではまだ土星は地表近くで見えません。

その間、サーモンの夕飯をごちそうになりました。マダムはベジタリアンですが、外で(特に老人には。笑)ベジタリアンと言うのを控えているようで、そのサーモンを顔色一つ変えずに食べていて唖然としました。(た、食べられるんじゃないか…)

さて、夜9時、再びデッキに出て土星を…まだ見えない。いや、実際には獅子座の足元にいるんだけど、木が邪魔して葉っぱの影の向こうにしか見えない(笑)

210209.jpg結局、10時近くまで待ちました。そして、やっと木から土星が顔を出して、マダムが望遠鏡で捕らえると…

マダムが歓喜の声を(笑)

そして、私も…母曰く、小さい頃、兄が望遠鏡で土星を見せてくれたらしい。確かにそんなような気もする…

しかし、「アー!!!」と山中に響く位の雄叫びをあげて、嬉しさのあまりクルクル回転してしまいました。デッキから思わず落ちそうになったけど、ここら辺、ブラック・ベアがでるそうです。今は冬眠中だから大丈夫。

丁度、土星の輪っかの傾き加減で、団子一つだけの串団子みたいに見えました。かわいすぎて気絶しそうになりました。(今日の画像:望遠鏡にカメラをくっつけて撮ってみたけどダメだぁ)

これがさらに傾くと、今年の9月4日には輪っかが完全に見えなくなるそうです。そこらの惑星と同じになってしまう…。串団子でも、まだ輪が見えて良かった。(笑)さらに、よーく見ると土星の衛星タイタンも見えました。

リッチじいちゃんも、奥さんも大喜びで見ていました。望遠鏡はウチから持って行ったので、おじいちゃん達は望遠鏡で見たのは初めてらしいです。

というわけで二人に感謝してそこを後にし、文鳥と社長が心配になって慌てて家路につきました。

文鳥達は暗い部屋で寝ており、社長は寝室のベッドの上で丸くなって寝ていました。社長は、人間がいなくても夜はベッドで寝るもんだと思っているうさぎのようです。