昨日の夕方、こんな所にいました。
まるで、原生林の中!正面に…見えるかな?肉眼ではかなり大きくレーニア山がどーんと見えます。
これは、リッチじいちゃんの家のデッキからの眺望です。山中に大きな家を建てて、奥様と二人でリッチじいちゃんは住んでいます。
そして、リッチじいちゃんが我々を招待してくれた目的は…
土星を見る為です。
とにかく山中なので、夜の帳が降りた頃、リッチじいちゃん家の周囲は真っ暗闇。空はプラネタリウム並みの星空が観察できます。
オリオン座が真っ正面に見え、そこから右の方をたどって見るとスバル(セブン・シスターズ)が煌煌と輝いています。
時間は午後6時頃。この時点ではまだ土星は地表近くで見えません。
その間、サーモンの夕飯をごちそうになりました。マダムはベジタリアンですが、外で(特に老人には。笑)ベジタリアンと言うのを控えているようで、そのサーモンを顔色一つ変えずに食べていて唖然としました。(た、食べられるんじゃないか…)
さて、夜9時、再びデッキに出て土星を…まだ見えない。いや、実際には獅子座の足元にいるんだけど、木が邪魔して葉っぱの影の向こうにしか見えない(笑)
結局、10時近くまで待ちました。そして、やっと木から土星が顔を出して、マダムが望遠鏡で捕らえると…
マダムが歓喜の声を(笑)
そして、私も…母曰く、小さい頃、兄が望遠鏡で土星を見せてくれたらしい。確かにそんなような気もする…
しかし、「アー!!!」と山中に響く位の雄叫びをあげて、嬉しさのあまりクルクル回転してしまいました。デッキから思わず落ちそうになったけど、ここら辺、ブラック・ベアがでるそうです。今は冬眠中だから大丈夫。
丁度、土星の輪っかの傾き加減で、団子一つだけの串団子みたいに見えました。かわいすぎて気絶しそうになりました。(今日の画像:望遠鏡にカメラをくっつけて撮ってみたけどダメだぁ)
これがさらに傾くと、今年の9月4日には輪っかが完全に見えなくなるそうです。そこらの惑星と同じになってしまう…。串団子でも、まだ輪が見えて良かった。(笑)さらに、よーく見ると土星の衛星タイタンも見えました。
リッチじいちゃんも、奥さんも大喜びで見ていました。望遠鏡はウチから持って行ったので、おじいちゃん達は望遠鏡で見たのは初めてらしいです。
というわけで二人に感謝してそこを後にし、文鳥と社長が心配になって慌てて家路につきました。
文鳥達は暗い部屋で寝ており、社長は寝室のベッドの上で丸くなって寝ていました。社長は、人間がいなくても夜はベッドで寝るもんだと思っているうさぎのようです。