●地震の巣から地震の巣へ
明け方、ちょっと長めの微震がありました。震度1や2程度ではピクリともしない日本人な私ですが、マダムは今にも気絶しそうな勢いで
「ねぇねぇ、地震??これって地震なの??」
どうやらパニックになっているようです。
「むにゃむにゃ…arsequake(地震=earthquakeですが、気が抜けるとarsequakeと発音してしまう)…スヤスヤ…」
さらに「どの位の規模の地震だろう?」とか聞いてきます。
眠い私は一言
「ワン(震度1と言ったつもり)…スヤスヤ…」
起きてから、再びマダムが地震の話を始めました。こんな微細な地震でこんな話題にしたいとは!!(ちなみに、2001年のシアトルでの大地震の時、マダムはマレーシアにいました)
よくよく考えたら、震度○○というのは日本だけの基準値なのですよね?寝ながら震度1と言ったけど、マダムにはちっとも通じていませんで、彼は「マグニチュード1」だと思ったそうです。
さすがの日本人でもマグニチュードまでは分からん(笑)
ちょっと気になって地震について調べていたら、シアトルには、シアトル断層という大きな断層があるそうです。
シアトルのダウンタウンよりもちょい南下したウェスト・シアトルから東のベルビューの方へ断層があるようです。300年程前には、日本まで津波が到達する程の、西海岸北西部近海を震源地とするマグニチュード9の巨大地震があったそうです。その地震の周期は500年。
まだ200年の猶予があって助かった。(笑)
しかし、地震の巣である日本から出て安心と思いきや、別の地震の巣に移動しただけだった私は一体…orz