2009年01月30日

●地震の巣から地震の巣へ

明け方、ちょっと長めの微震がありました。震度1や2程度ではピクリともしない日本人な私ですが、マダムは今にも気絶しそうな勢いで

「ねぇねぇ、地震??これって地震なの??」

どうやらパニックになっているようです。

「むにゃむにゃ…arsequake(地震=earthquakeですが、気が抜けるとarsequakeと発音してしまう)…スヤスヤ…」

さらに「どの位の規模の地震だろう?」とか聞いてきます。

眠い私は一言
「ワン(震度1と言ったつもり)…スヤスヤ…」

起きてから、再びマダムが地震の話を始めました。こんな微細な地震でこんな話題にしたいとは!!(ちなみに、2001年のシアトルでの大地震の時、マダムはマレーシアにいました)

よくよく考えたら、震度○○というのは日本だけの基準値なのですよね?寝ながら震度1と言ったけど、マダムにはちっとも通じていませんで、彼は「マグニチュード1」だと思ったそうです。

さすがの日本人でもマグニチュードまでは分からん(笑)

ちょっと気になって地震について調べていたら、シアトルには、シアトル断層という大きな断層があるそうです。

シアトルのダウンタウンよりもちょい南下したウェスト・シアトルから東のベルビューの方へ断層があるようです。300年程前には、日本まで津波が到達する程の、西海岸北西部近海を震源地とするマグニチュード9の巨大地震があったそうです。その地震の周期は500年。

まだ200年の猶予があって助かった。(笑)
しかし、地震の巣である日本から出て安心と思いきや、別の地震の巣に移動しただけだった私は一体…orz

2009年01月28日

●Bene Terra Organic Rabbit Food

290109.jpgペレットが切れたので、今度はOxbowの新商品を買ってみました。ものは

Bene Terra Organic Rabbit Food

一昨年病気した後、社長は特に食に対して貪欲になったようで、どんな見慣れないペレットでも(これまでズプリームとアメリカン・ペット・ダイナー、日本でもらったサンプルペレット等を試しました)、選り好みするどころか飢えた餓鬼のように貪って食べます。

しかし、今回は…
臭いをかいでそっけない顔でお皿から離れる社長。
鼻先きにペレットを持って行くと…イヤそうな顔をして顔を背ける社長。

久しぶりに社長のそんな姿を見て、私動揺。(笑)どうしても食べる気配はありません。二袋も買ってしまったのに、まるまる無駄になるのか!?

その後、ペレットをそのままで野菜をプラスしてみました。やはり野菜だけ食べる社長。新しいペレットが寂しくお皿に残っています…。

そのままペレットを放置する事約4時間…

食べた!社長が食べた!社長の表情と食べるスピードから、惰性で食べた感じですが、食べないよりはマシです。

というよりも、普通のうさぎさんはこれまでのペレットに混ぜて徐々に新しいペレットに 慣れていくもんですよね。急に食餌内容を変えるのも良くないと思うし。

私が性急しすぎました。(笑)

というわけで、いつも食べているBunny Basics Tと混ぜてあげています。ちなみに、American Pet Dinerのペレットもリピート予定です。

Bene Terraのペレットは、USDA(アメリカの農務省)オーガニックのロゴ付き。日本の販売サイトによると、草食動物では初のUSDAオーガニック認証のフードなんですね。やっとエキゾチック・アニマルのフード類も色々と見直されるようになってくるのかな?

それから、どうもoxbowはサイトのリニューアル後直接購入できなくなったようですが、最近ここらの大手チェーンのペットショップでごく普通にoxbowの各種牧草を扱うようになりました。こちらのうさ飼いさんの中には、ケイティ(大手ペット・ブランド)化しているんじゃないかと懸念の声も聞こえました。それで品質低下したら困りますね〜。これ以上BBTにコーンが混入しない事を願います。

2009年01月27日

●焼け石にクレープ

先日のクレープについて書いた所、面白いコメントを頂きました。

まず、brunhildaさんから:
クロアチアにはパラチンケというクレープのような食べ物があって、英語ではパンケーキと呼ばれていた。
ちなみに、brunhildaさんのクロアチア人お義母さまによると、パラチンケのコツはスパークリングミネラルウォーターで生地をのばすことと、オレンジとレモンの皮の砂糖漬けのみじん切りを使うとの事です。

さらに、しのぶさんから:
ウィーンのクレープ状の食べ物がパラチンケンと呼ばれていた事。ルーマニアから来たものとレストランで教わった事。

興味津々で調べてみると、ドイツやオーストリー(オーストリアと言ったらダメだそうです。笑)ではクレープ状の食べ物をパラチンケンと呼び、確かにルーマニアからオーストリーに入ったそうです。言葉的にはハンガリー語のpalacsintaが語源だそうです。

そのpalacsintaも、元々はラテン語のplacenta(あのプラセンタ!?)が由来で、スラブ語圏ではpalačinkaと呼ばれているとも記載されていました。

という事で、中央から南ヨーロッパに広まっている薄型パンケーキの原型は、ローマ時代のplacenta?プラセンタというと、どうも化粧品に使われるものを真っ先に思い浮かべますが、これはローマ時代に食べられていた丸いお菓子だそうです。

どういうものだったかは諸説あるようですが、構造的にはラザーニエのようなものとある人は言い、別の人は中近東のデザート、バクラヴァのようなものだと言い、リコッタチーズを使うので、味的にはイタリアのチーズケーキみたいなものと形容する人もいます。

どっちにしろ、薄い層が重なった丸いデザートがplacentaのようです。
それが時を経て層が一層になり、パラチンケンやパラチンケと呼ばれる薄型パンケーキになったのでしょうか…?

それから、まあさんから頂いたコメント、ガレット!

ガレットはそば粉で作られたブルターニュ地方のクレープですが、そもそもこれが発展してクレープになったんですね。

ガレットは2000年前から作られていて、焼けた石の上に種を伸ばして調理されたそうです。(ガレットの語源は丸い小石を意味するGaletだそうです)

…なかなかワイルドだ…

フランスのガレット(クレープ)は、ローマのplacentaを起源にするものかどうかはわからないけど、2000年前と言うと時期的にはローマ帝国の時代ですね。

もしかしたらクレープ系の食べ物の鍵を握るのはローマ人かケルト人?
そういやイギリスでのパンケーキはクレープっぽいですね?これも実はローマ人かケルト人がイギリスに持ち込んだんじゃ疑惑。

私の頭の中では、さっきからケルト人が豪華で華美な装飾の道具を使用して、焼き石でガレットを焼いているシーンが流れています。

クレープ(ガレット、パラチンケ、パラチンケン、プラケンタ、パンケーキ…)とはなかなか奥深い食べ物なんですな〜。

2009年01月26日

●L'Amandeのドルチェな石けん

260109.jpgよく行くスーパーで、L'Amandeの石けんを発見!

まさか、ここらのスーパーでさえこのブランドをお目にかかれる日がくるとは思ってもいませんでした。(L'Amandeの過去記事

棚には、マルセイユ石けん(無香料)と、今回購入したOlio di Mandorle Dolci、それからオリーブ・オイルの三種類がありました。

紺色のマルセイユ石けんは、数年前に購入してお風呂場に飾ってあります。パッケージが可愛過ぎて使えないでいます。

スーパーでこの石けんを眺めている時ですが、このOlio di Mandorle Dolciというのが、一体なんなのか分かりませんでした。

ただ、Olioは多分オイル、Dolciは多分ドルチェの単数か複数だろうと検討を付けて、きっと甘いもの的石けん→ドルチェな石けん→うまそう!…と勝手に解釈。自分のウチに沸き起こる得もいわれぬトキメキを感じつつ、その石けんを手にマダムの持つカゴに走りよりました。

しかし、家に帰ってOlio di Mandorle Dolciを検索したら、スイート・アーモンド・オイルでした。さらに、今石けんのパッケージ裏面をよく見たら英語表記もありました。(笑)

クワァ〜っとかなり甘い芳香を放っています。日本ではプラザでL'Amandeの商品を見た事があります。この石けんもあるかな?

過去記事を読んで思ったのですが、マルセイユ石けんって、所謂Savon de Marseilleなんですね?(まんまだ。笑)ロクシタンとかで売ってるあの石けんだ?父ヒロシはロクシタンの石けんが好きで使っていましたが、母からそこらの石けんで十分と却下されて父ヒロシガックリという逸話を思い出してしまいました。うむ、L'Amandeのマルセイユ石けん送ってあげようかな。買ってから数年経ってるけど。(それを送るんかい!笑)

2009年01月25日

●アメリカ人にとってのクレープって…

250109.jpgあの失敗クレープを食べた直後から、ちゃんと美味しいクレープがどうしても食べたくなり、ダウンタウンにあるクレープ屋さんに行ってきました。

そこは、コンベンション・センターの外壁にあるキオスク・スタイルのLa Creperie Voilaというお店です。

ここのは普通に美味しいです。
作るスタッフの手際もかなり良いです。

値段も、先日の失敗クレープに比べると$2程安い$5.5で、ヌテラ+バナナ+生クリームのクレープが食べられます。

さて、お姉さんがクレープを作る様を見ながら待っていると、後方に男性二人組が立っていました。普通にお客さんだと思ったのですが、お姉さんから出来上がったクレープを受け取っての去り際、その男性二人がお姉さんに近づいて尋ねていました。

「クレープって一体全体何なんですか?」

…思わずクレープを落としそうになりましたが、そそくさとその場を離れたので、お姉さんがどう受け答えしていたかは謎です。

そして、その二人がクレープを知らなかった事に衝撃を受けた私は、マダムに訊いてみました。

「私がクレープクレープ言う前からクレープって知ってた?」
「もちろん知ってるよ、スウェーデンに住んでた時から知ってるよ。オムレツを薄く伸ばしたようなもんでしょう?」

…えー!違う!(笑)
もう、何がなんだか。なんとも言えぬ気持ちになりつつ、クレープを食べ始めてしまいました。

ここのクレープは、ヌテラ+バナナ以外にも、チェリージュビリーだとか、リンゴのノルマンディー、ドルチェ・デ・レーチェ等の食指を動かされるクレープがあります。

しかし、いつ行っても馬鹿の一つ覚えのようにヌテラ+バナナを選んでしまうのですよね。今度こそ冒険してみましょう!

2009年01月22日

●iPod Touch

220109.jpg一昨日の夜、買いに行ってしまいました。

ipod touch

これまでipodが出る度にアホのように買い替え、本当にいい加減、次のipodは壊れるまで買わないと誓ったはずなのに…。ちなみに、今あるビデオipodは、tokidokiのカワイイiskinまで揃えたものの、ほとんど使わず新品同然。どうしよう、コレ。

しかし、このipod touchはかなり使い倒しそうです。文字入力も、初代iPhoneと比べると格段に使いやすくなっています。(そのiphoneは現在マダムが使っています)

で、ipod touchでまず何をしたかというと、fringというアプリケーションを入れてスカイプを使えるようにしました。マイクはついていませんが、第2世代のtouchはマイク付イヤフォンを繋げると会話できます。

マダムのiphoneにもfringを入れ、私のipod touchと通話できるようになりました。二人で外出する場合は、私がwi-fiのある所にいれば、連絡が取り合えます。

一体なんなんだ、便利すぎる!
と思ったら、iphoneでもwi-fiで接続しなけりゃ使えないというオチがありました。(笑)

220109_2.jpgさらに、そのfringを使って、母(日本でパソコンから)とipod touchで通話してみました。エコーがかったり遅れ等で音質は悪いけど、会話はできましたぞ!

このようにスカイプが使えるようになっていたり、youtube以外の動画サイトで動画が見られるようになっていたり、ちょっと知らない間にiphoneやipod touchで出来る事が増えているんですね。日々是精進じゃなくて一進一退じゃなくて…日進月歩!ちょっと何か調べようにも、たった半年前の記事がもう古くなっています。

すでにipod touchを使用している方、おススメアプリがあったら教えてください。

※Belkinのカバーをつけて、頂いたポール・スミスのうさぎストラップを付けました。取り付けられる部分が下部しかないので、下からストラップが伸びていますが…か、可愛い…スリスリ。

2009年01月21日

●Violettaのカワイイネックレス

210109.jpgここ二年程ブログ上でお世話になっているうさこさん(うさこさんのブログは"Lily of the Valley")が、先日、ハンドメイドのアクセサリー・ショップをオープンされました。

うさこさん、ものすごく器用なんです。
これまでも、ブログで手作りのネックレスなどをアップされていたのですが、すごく丁寧に作られていて可愛くて、いつも感心して眺めていました。

ある日、うさこさんのブログに遊びにいくと、ショップでオーダー・メイドを受け入れようかどうか悩まれていました。

まだ完全にオーダー・メイドを受け入れるとは書いていないのに、図々しくも「『魔法うさぎ』のテーマで作ってください!」とお願いする私。(笑)

しかし、それを快く受け入れてくださって、とうとう、そのネックレスが昨日届いたのです!

210109_2.jpg想像通り、いや、それ以上にカワイイ仕上がりで感動。

うさぎにマッシュルーム、いちごや星のチャームが可愛く散りばめられています。星とマッシュルームがマジカルな雰囲気を醸し出して、イメージぴったりです。多分、制作するのにも時間がかかっただろうと思われます。うさこさんの器用さに今まで以上に脱帽。

スゴいよ、うさこさん!

それから、この一本だけではなくもう一本、今度は白いうさぎがメインとなったネックレスも!これは、クローバーにてんとう虫、リボン、小鳥のチャームが真ん中でぶら下がる形になっていて、なんともカワイイ!!

そんなうさこさんのハンドメイド・アクセサリーのお店は↓
VIOLETTA

ネックレスやブレスレットの他、サンキャッチャーなんてロマンティックな商品もあります。

うさこさん、本当にありがとう〜!