最近、マダムが中華レストランに行くようになりました。
すでにご存知の方も多いですが、マダムはヴィーガンよりのベジタリアンです。
※ヴィーガンは、肉や魚はおろか卵も牛乳も摂取しない人です。マダムが一人暮らしをしていた時は、恐らく完全ヴィーガンという程、ヴィーガンをこじらせていたらしい。しかし、最近では私の影響でマダムの食の幅も徐々に広がり、ごくたまに魚も一緒に食べてくれます。
そんなマダム、中華レストランには足を向けていませんでした。何故かと言うと、長期出張先のマレーシアで中華レストランに入り野菜料理を注文した所、店主から「牛も草しか食べないベジタリアンね、だからこれもベジタリアン料理!!」と肉料理を出されて中華レストラン不信になったというオチです(笑)
しかし、先日デイヴさんに連れて行ってもらった中華レストランがかなり美味しかったと、中華にハマっています。そこはアメリカのレストランなので、肉料理を無理矢理強制される事もありません(笑)
で、私も自動的に中華レストランに普通に行くようになったわけです。
ここで問題発生。
メニューを見ても何が何だかサッパリ分からん!
例えば
ハッピー・ファミリー(なんのこっちゃ)
ムーグー・プロウンズ(ムーグー海老?)
ブラックマッシュルーム・チキン(なんとなくわかるような分からないような)
カレーソース・チキン(とろみあんで黄色いカレーを想像)
ジェネラル・タオのチキン(タオ将軍!)
カンパオ・チキン(カンパオ?)
スモークド・ティー・ダック(え、お茶!?)
ムーグーガイパン(もう降参です)
日本のように、食品サンプルはもちろんないし、メニューに写真さえ掲載されてない…
ちらっと調べてみたのですが、どうも日本の中華は日本風(中国に天津飯なぞない等)だと言われているように、ここアメリカでも中華はアメリカ風になっていたり、アメリカ生まれの中華も多いようです。例えば、料理に使用されている野菜はパプリカだとかズッキーニ、きのこはマッシュルーム(ボタン・マッシュルーム)だったりするのですな。
まぁ、結局何がなんだか分からないので、いつもカシューナッツと鶏肉の炒め物という無難な選択をしてきました。今後も行くと思われるので、現在先鋭メニューを調査中!次回は冒険する気満々です。
ちなみに、食べた後出てくるフォーチューンクッキーは北陸のお菓子が起源なんですね。サン・フランシスコの日本人がアメリカで最初に作ったものが、中華レストランで広まったそうです。