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2010年10月17日

●こんがりクマ色…洋梨のタルト

最初にフリアンを作ろうと思ったのですが、洋梨のタルトを作る事にしました。

制作日数、二日を要します。

まず最初に作るのは、タルト生地となるパートシュクレ。カーチャンのメモによると(自分は全くメモを取っていなかった)…

「無塩バター100g、砂糖50g、全卵(半分量)、薄力粉100g、強力粉100g。バターと砂糖をよく混ぜる。たまごを入れる、薄力粉と強力粉をざっくり混ぜて一晩休ませる」

これだけ!細部がよく分からん!(笑)

また、アメリカの小麦粉は「多目的」や「ケーキ用」等という振り分けになっており、ケーキ用が薄力粉だとは思うのですが、わざわざ日系スーパーで日本の薄力粉と強力粉を買ってきました。

そして、このメモによるとざっくり混ぜるという部分…どういう状態がざっくりか全く覚えていません(笑)コネすぎ?と思いつつもひとまとめにしてラップに包んで…ここでまた問題が発生。一晩休ませるというのはどこで?

一応、冷蔵庫に入れておきました。

今朝、冷蔵庫からパートシュクレを取り出すと…バターだからしょうがないけどカッチンコッチンだ〜!いつまで経ってもカチンコチンなのでちょっと温めました。パイ皿しかないのでパイ皿に敷き詰めました。しかも、のし棒?がないから手でワイルドにやりましたよ(笑)

やっと中身を製造します。

「バター100g、グラニュー糖80g、全卵(室温)一個、アーモンドプードル60g、殻付きのアーモンドプードル60g、缶詰の洋梨、スライスアーモンド適宜

バターを室温にして砂糖を入れ、少しざらついている位で卵を少しずつ入れる。アーモンドパウダーを合わせる。型に流し入れ、スライス状の洋梨と、アーモンドスライスをトッピング。220度で45分焼く。アプリコットジャムを水で少しのばして火にかけたものを、タルトが冷めてから上に塗る」

こちらは特に問題もなくすぐに出来ました。ただ、アーモンドプードルは殻付きなしだけで作りましたぞ。トッピングのスライスアーモンドも省略。

171010.jpg

さて、220度は華氏で428度らしいので、華氏428度で45分にセット。

しかし!20分程で表面がこんがりきつね色。いや、ここで怯んではダメだ、レシピ通り最後まで根性で焼こうと敢えての放置作戦に出たら…

台所からマダムの「うわぁ〜!!!」という叫び声が。
タルトを救出していました…

171010_2.jpg

残り12分ありましたが、見たら本当にキツネじゃなくてクマ色になってたよ (/Д`) オーブンに精神論は無理だった(笑)

こういう時、どうすればいいの?アルミ箔を乗せればいいの?俺は焼き方を知らん!

171010_3.jpg

で、出来上がりの見た目に難あり。きちゃないなぁ〜コレ(笑)表面の焦げもそうだけど、やっぱり生地はのし棒できちんとしないとダメだ。今度はキチンとしよう。しかしながら、味の方は12分の時間短縮はあったものの、実は買ってくる洋梨タルトより美味しいんじゃないかという程「うんみゃぁ!」です。日本の小麦粉も美味しいんだろうと思います(精製方法が違うのかな?)

次回は上手にできそうな気がする…!?た、たぶん!

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コメント

おお!
早速のレポートありがとうございます。
パートシュクレ・・・うちではいつも作りたてをそのまま使ってました。だから粉っぽくなるのか。ねかすとなじむのね。でもなかなか二日がかりはたいへんです。

オーブンのいたずらっていうかなんていうか。
でもクマ色おいしそうです。こんがりしてるの好き。とはいえ220度だったら15分が限界のような。なかなか難しい。45分も焼くのなら、180度前後にしたいところですっ。(うちのオーブンの場合)

まあさん

今度はフリアンを作りますね!
フリアンは卵白だけなので、まずは卵黄を使うレシピを
見つけなければ。

なぜ一晩寝かせるのか謎のままやっていました(笑)
なるほど、そういう面があったんですね。
確かに前日から二日がかり、面倒でしたねぇ。。

おぉ!ありがたいアドバイス!
やはり中身が若干火が入ってないかな…な感じ
(生ではありませんでしたが)だったので
180度前後で今度試してみます!

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